前立腺癌の患者さんの疼痛緩和

2025年03月17日 22:22
カテゴリ: 症例紹介

半年程前、前立腺癌と診断された男性の患者さんがいらっしゃいます。

こちらにいらした時は、まだ癌と確定していなくて
「胃腸の調子が悪いのをずっと我慢していたら2年で10キロ痩せて、あんまり周りが心配するから医者行って来たんですよ、そしたらすぐ大きな病院に紹介状書かれて…」という段階でした。

「ここ1年くらい、食欲はないわ、体は痛くてなかなか眠れないわで…それでたまたま鍼灸の看板見つけて。鍼灸初めてですけど今、体の痛みがすごく楽になりました!」
と言って、それ以来ほぼ毎週通って来てくださっています。

病院でホルモン治療を始めたこともあり、食欲もだんだんと出てきて、顔色も良くなりご家族や周りの方からも安心されたとか😊

そして今月、病院で前立腺癌の腫瘍マーカーの値がとうとう基準値より低くなっていたと血液検査の結果を見せてくれ、思わず拍手👏
よかった〜❗️
当初、リンパにまで癌が転移していると言われていたそうです。

「眠れない程の体の痛みが鍼灸で楽になった。自分には鍼灸が合ってたんですね!毎週来るのが楽しみです。」と仰っていました。

鍼灸で痛みが緩和する機序は、学生時代の教科書を見れば載っているのですが、正直、めちゃ面倒くさいことが書いてあります💦
読みながら何度も寝ました😴笑(←でも国家試験には出るので必死に覚えましたよ‼️)

癌に限らず、全ての痛みを和らげることは無理かも知れませんが、人の体は千差万別。
この方の場合は特に、鍼灸の感受性と脳との結びつき(受信したり指令したり)が良かったのかも知れません。

次のブログでは、『WHO(世界保健機関)が定めた鍼灸の適応症』を書きたいと思います。

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